カテゴリー「いなかの風」の10件の記事

2009年10月 5日 (月)

稲刈り

2009年10月3日(土)~4日(日)

  5月にいなかの風の体験イベントで植えた稲の収穫日。予報は雨だったので諦めていたが、好天に恵まれたので、久々に清々しい気分で出かけることができた。

 参加者も多く大盛況。我家と同じ年頃の子供連れの方も多い。こんな時代だからこそ子供達に米ができる様を見せてやりたい親心である。しかし、イベントといえども、大人が本気出さねばならぬほどの量がある。最初のうちは子供の手をとって一緒に作業していたのだが、次第に子供に構う余裕がなくなり本気で刈る。本気を出した大人が大人気なく圧倒的な力の差を見せつける・・・ていうかそこを見て欲しいんだ、稲刈りをするパパの背中を。なのに子供というのは実に飽きっぽく、振り返った時には逃げていた。

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一応、記念写真。

 稲刈りの後は、事前に精米しておいてくれた新米おにぎりを頂いた。労働の後のビールを買い忘れていたのが痛恨の極み。買いに行ったけど。

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おにぎりを食べるおにぎり。

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トンボとガンの飛ばしあい。「何見てんだ、ゴルァ!」「複眼はずるいっす」

 晩飯にも頂いた新米を炊き、肉を焼き、酒を飲む。夜には打ち上げ花火と中秋の名月を堪能。我が家のキャンプにしては、気味が悪いほど天気がいいのでなんか怖くなる。翌朝、陣場形山から朝日でも眺めようかと思っていたが、あまりにも雲が多いので諦めた。予報が外れたと思いきや、昼前には雲が消えて青空が広がった。
 7月にここで会い一緒に花火をしたご家族や、今回隣のサイトで初めて会ったご家族の子供達同士で仲良く遊んでくれたおかげで、ゆったりと過ごすこ とができた。が、帰り際に別れを惜しむ悠が「帰りたくない」と拗ねて泣いた。

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雲ひとつない中アの眺め。あー帰りたくない。むしろ登りたい。泣いとくか。

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2009年7月 7日 (火)

梅雨の晴れ間にいなかの風

2009年7月4日(土)~5日(日)曇り時々晴れ 夜に雨

 週末は天気がいいらしいので、キャンプに行く計画を立てた。ヨメが標高の高い場所にあるキャンプ場に行きたいということで、ネットで調べていたのだが、結局どこに行くのかも、そもそも行くのか行かないのかも決まらないまま朝を迎えた。早朝6:00、天気が良かったので寝ているヨメに声をかけたが、起きる気配が微塵もないので、それならばと2度寝。

 それが8:00頃に「いなかの風に行こう!」ってさわやかに叩き起こされたわけだ。前回に続いて2回目の嫌がらせに本気でムカッ腹が立つ。準備に時間がかかるから、6:00の時点で相談してるというのに、まったく。まあ、そんなわけで、いつもの場所で、いつものキャンプとなった。今回は、全てのサイトでペット可の日で、多くのサイトが埋まっていたのだが、丁度キャンセルがでたということで、水場に近く人気のB-2サイトを予約できたのはラッキーだった。

 食材の準備をしていないので、途中で買出しをし現地へ向かう。13:00に到着し、設営開始。今回は、リビングシェルに2人用テント×2としたので、それぞれ自分のテントを設営する。ヨメテントのマット代わりに私が普段使っている毛布を用意した。朝の準備が慌ただしかったから、一番手近な毛布を持って来たのだ。設営が終わったヨメから、テント内で四分休符状の物体がいくつか発見されたとのクレームがあり、溜飲を下げる。準備に余裕があればもっと別の毛布を選択をしたのである。自業自得だ。

 設営中に子供達は七夕の短冊に願い事を書いていた。悠は「もっと高い山に登りたい。」琴は「ピアノを習いたい。」と書いたらしいが読むことはできない。

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2人して金と銀の紙選ぶから、うまく色がつかない。なに?その成金趣味。

 翌日の朝食用に前回も利用したパンの移動販売を当てにしていたのだが、結婚式イベントがあるため休み。私は新しく買った鉄板(スノピのグリルプレート)のシーズニングという大仕事があるため、ヨメが買出し。道が細いので川に落ちないか非常に不安だったが、無事に帰ってきた時には泣けた。パンのみならず、すでに晩飯用の食材は十分あるというのに、肉2パックのオマケつき。今晩中に食いきれるか不安になるが、翌日までもたないので食うしかないと覚悟を決める。

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鉄板で肉を焼き、取れたてのサンチュに巻いて食す。元巨人のサンチェは今どうしてるんだろう?

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ダッチオーブンをキャンプ初投入。焚火台に載せて炭火でキャベツと豚バラを煮込む。適当なわりにそこそこうまくできるのが、魔法の鍋といわれる所以か。メインの豚バラよりキャベツが甘くてうまい。

 子供達は飯もロクに食わずに遊びに夢中になっていた。蛙やバッタを捕まえる度に見せに来るが、会う度に小汚くなっていく。他のサイトの子供達とも仲良くなったようで、一緒に遊んでいたようだ。19:00からここで行われる結婚式に出るので、捕獲して風呂へ連行。さっぱりしたところで結婚式に出席。

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悠の恥ずかしい写真が山ほどあったのだが、さすがに掲載はできなかった。
見ず知らずのお2人であったが、これも何かのご縁。喜ばしい。

 夜は花火。悠が仲良くなったB-5サイトの子達と一緒に花火をする約束をしてきたようで、キャンプファイアーの広場で火を熾す。小学3年の男の子と1年の女の子の兄妹に悠がなついていた。奥様とは初対面であったが、田植えの時に父子でここにいらっしゃったそうで、私のことを覚えていてくださっていた。というか不意に「ブログやってますよね?」と聞かれて固まった。正体ばればれ。こんなこと初めて言われたので、動揺しまくり。なんせ日々の出来事をつづった日記ブログなので、本気で全部読まれると私生活丸わかりである。子供達は関係なしに花火を楽しんだようだが、私は最初の一言であっさり意識を刈り取られていた。
 その後は、田んぼで平家ホタルを鑑賞。儚い光をちらほらと見ることができた。この頃合で雨が降り、また雨天撤収かと溜息をついてヨメをにらむ。22:00就寝。

 翌日は好天。早朝にキツネを探しに行ったが見つからず。A-2サイトにいた常連さんとしばし話。この方とこのキャンプ場で出会う確率1/2。ちなみにここの娘さんは悠のガールフレンドである。
 悠はブルーべりーの木にたかるカミキリを退治する仕事を仰せつかったようで、3時間かけてようやく1匹駆除したようだ。ヨメと琴は下の川でサワガニを捕まえてきた。私は、虫嫌いのクセに銀バエ色のカナブンを吐き気をもよおしながら撮影。こんな調子で遊びながらだらだらと片付け、12:00にチェックアウト。久々の乾燥撤収に感動。

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マクロで寄る。琴につままれて苦しむカニとカナブン調の虫。群れると余計キモイ。

 泥だらけになって生き物を捕まえたり、知らない子と仲良くなったり、子供達は始終楽しそうだった。私も準備にばたばたしたものの、のんびり過ごすことができた。なにより、雨がほとんど降らなかったのが良かった。やればできるじゃないか、ヨメ。

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2009年5月18日 (月)

いなかの風で田植え

2009年5月10日~11日 雨のち大雨 そして突風

 ただのキャンプ場どころか、ずうずうしくも本当の”MY INAKA”になりつつある「いなかの風」で、体験イベントの田植えに参加するためにこの日を予約していた。前回の残念キャンプの口直しも兼ねていたので、1週間前から天気予報をチェックしていたのだがどうも悪そうだ。で、当日、もちろん雨。予想通りである。予報より先に、こんなことになるんじゃないかと思ってたんだよ。このアメフラシ(ヨメ)がっ!!!

 雨キャンプは子供も退屈するし、帰宅後にテント干したり、濡れたものをふいたりで大変になる。3回連続で雨。朝6:00の時点で「もうやめようか」となり、寝た。8:30に起きたときの気分で「やっぱ行こうか」となり、音速×0.5ぐらいで準備。リビングシェルは前回使用後から干しっぱなしだったのを丸めて車に突っ込む。どうせすぐに濡れるのだ。

 これも高い買い物だったので最初は丁寧に使い、汚れるたびに拭いていたのだが、だんだん扱いがぞんざいになってきて、くたびれ具合、汚れ具合がベテランっぽい雰囲気をかもし出す。よそ様のシェルと比べてしわだらけ、泥だらけである。なぜか?いつも雨が降るからだ。しかし、リビングシェルは雨の日こそ、その真価を発揮するのである。これがあるから雨の日でも出撃しようという気になれる。道具は高いが1年で元はとれるぐらい使った気がする。雨率5割。雨でも諦めずに出かけるからこその高打率である。

 出発が10:30とかなり出遅れたが、さらに買出しで寄り道。今日は謝肉祭。ここんとこ肉を喰いたい衝動が抑えきれない。体が肉を欲しているのである。焚火なんてどうせできないので、焚火台の代わりに沈んでいたBBQコンロと炭を引き上げて持ってきた。雨の日は食べて楽しむのもアリだ。一応値段を気にして、アメリカやオーストラリアの牛肉をカゴに放り込む。ついでにビールも。この時にヨメと目をあわさないのがコツ。

 渋滞も無く、ETC割引の恩恵に授かり、13:30到着。今回はC-2で2家族は入れる広々サイトであるが、雨のためその1/3しか使わない。ちんまりとシェルとインナーテントのみ。最近は2人用テント×2張りだったが、久々の同居である。雨が降っていたが小雨だったので田植え決行とのことで急いで設営。急ぐためには、手を抜けばよい。張り綱無しでペグも通常の半分に。ここはいつも風が強いが、今日は無風だったのでこれで充分。

 田植えが始まり悠がサンダル履いたまま突撃したので、片方が脱げて行方不明に。当然である。それを探せというヨメ命令。「えっ?俺?君じゃなくて俺?田植えやりたいって言ってたじゃん?」子供2人の世話のためなぜか私も田んぼにイン。田植えをすることになった。

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思った以上に沈む。サンダルは秋に実ることでしょう。琴なんか膝まで沈んでいる。

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父娘による田植えの競演。息の合ったコンビだ。こうして見ると琴はまだちっちゃいな。

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琴はしっかりもの。悠よ、お前は何をしている?まともな写真がこれだけとは。頭に稲とはお前らしいが。

 田植えも終わって、一息入れたところで移動販売のパン屋がやってきた。我が家はパン好きなのでこれに食いついた。ここでヨメと目があってしまった。「金を出せ。肉買ってやっただろ。」と目が語る。あぁー失敗した。でもうまかった。子供達も喜んで食べている。

 サイトに戻り、炭を熾し肉を焼く。そして飲む。肉の宴の始まりだ。うまい。焼肉、ステーキを一気食い。そして定番になった鉄板焼そば。子供達はパンを食べ過ぎたせいか腹が減っていないようだ。

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肉・肉・肉。肉をくれ。我が血肉となれ。

 何を血迷ったかヨメが突然、菜ばしを炭に投げ込む。あまりの脈絡の無さに唖然、呆然。「ちょっ!?ちょちょちょちょちょ!」活字にするとかなり情けないが、予期せぬ行動の前に人はうろたえる。意味がわからない。「何故?燃えちゃうよね?」
 食器やクッカーを入れたコンテナ内がカビで汚染されていて、箸もカラフルなまだら模様になってたので燃やすことにしたらしい。そういやこの前、乾かさずに倉庫に放り込んだな・・・。まあ食べよう。見なかったことにしよう。なんにせよ実行する前に予告と、理由を説明していただきたいものである。

 雨なので喰ったらやることナッシング。ヨメ子供は風呂。私はボーっと一人でビールモドキを流し込む。最後に子供とテント内で鳥カードゲームをやって終了。久々の同居、いいじゃないですか。思ったよりも設営楽だったし、荷物も少なくて済んだ。でかいテントの設営・片付けの手間が嫌で、小型テントに移っていったのになんだったのだろう?それは買った道具を使いたかったに他ならない。インナーテントの方が広いし便利だと今さら気が付いた。雨で濡れないし、何より子供の待避所として使えるのがいい。しばらく別居やめて元の王道スタイルに戻そう。

 翌日、というか深夜。暴風雨である。眠りの淵で、「あぁ、ペグが少ないな」とぼんやり後悔する。
「だめでせう とまりませんな びゅーびゅー吹いているですからな ゆうべから降りつづけなもんですから・・・どうも間もなく飛ばされそうです・・・」(宮沢賢治のパクリ)
 なにせ寝ていて足が持ち上がるほどの強風。「いなかの風」の看板どおりの見事な風だ。子供達が1度も目を覚ますことなくぐっすり寝ていた。たくましい。

 朝飯は昨日買ったパンとトラメジーノでホットサンド。食ったら即撤収。「俺がひとりで片付けるから、子供達と東屋にいていいよ。」よくできた夫。暴風雨なので水汲みや洗い物も積極的に動いた。「同じレインウェアを買ってくれとか言われたらたまったもんじゃない。」これが本音。「俺のは山用なのでいいレインウェアを買ったが、キャンプでしか使わない貴様はビニール合羽で充分だ。」などとよう言えん。藪をつつくとお金が無くなる。

 荒天時ののひとり撤収もベテランの域に達している。適当に行うのがちょうど良い。濡れ物をビニール袋に丸めて突っ込む。どうせ家で乾かしたり拭いたり洗ったりと手入れするのだから、車に乗ればよいのである。音速×2の早さで撤収完了。あとは管理棟でのんびり過ごす。他のキャンパーさん達も続々と撤収を終えて東屋にやってくる。この広い東屋のなんと便利なことか。これがあるから雨の日は助かる。ここで少しだけ悠とキャッチボールをする。併設の管理棟に子供向けの本がたくさんあるので、子供も退屈しない。

 その管理棟にソースかつ丼マップが置いてあった。まだ肉を食い足りない私はうっかり「ソースカツ丼食べたいね。」と言ってしまった。すかさず「ご馳走様。」って返事がおかしくないでしょうか?この言ったもん勝ち的な発言は卑怯であります。肉買ったことをしっかり根に持ってやがったよ。パンに続いて2連敗。付き合ってた頃はやさしかったのになぁ。「性格が俺に似て強引になったな。」「こうでもしないとあなたとは暮らせない。」そんな酷いこと言うなよ。

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キャンプ場を離れ、R153沿いの「いな垣」にてソースカツ丼を食す。

 最後に駒ヶ根I.Cそばのアウトドアショップに寄り道して帰路につく。最初から最後までがっつり雨であったがまあ楽しめた。総括すると、田植え体験は新鮮だったし、肉がうまかった。今度は国産牛肉をかごに放り込む予定。最近、妻との駆け引きが緊張感に満ちている。まるで己の分身と戦っているような錯覚に陥る。強敵である。

 さて、数日前にいなかの風でキツネが見れたそうだ。この辺りでは初めてとのこと。キツネといえば稲荷神社、お稲荷さんだ。キツネは穀物を食べるネズミを退治する益獣で、春の田植え時期に里に降りてきて、秋の収穫後に山に帰っていくことから、田を見守る神様の使いとしてあがめられるようになったという説があるらしい。以上、ヨメから聞いた話。いなかの風のブログを読んだ嫁から、これまた突然質問された。

Q「どうして稲荷神社にキツネがいるのでしょう?」

A「おいなりさん(寿司)が好きだからだ。」

 間違い方が最低だ。よくよく考えれば、キツネ色の寿司だからおいなりさんということに気が付いた。非常に残念な答えで申し訳なく思う。ともあれ、田植え前にキツネを見れたというのはとても縁起が良く、豊作が期待できそうだ。

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2009年3月26日 (木)

いなかの風からちょっとお出かけ

2009年3月20日(土)PM 晴れ

 せっかくの中日なので、午後から車で周辺の観光。この夏、中央アルプス縦走を計画しているが、単独なので車をどこに止めておくか、公共交通機関を使うべきかなど、計画が難しいので、駒ヶ根駅周辺施設の下見を兼ねて。

 キャンプ場から車で20分と意外に近い。駅前の観光案内所でパンフレットをかき集めたついでに、ちょうどその2階で激安子供服が売っていたので、靴下などを購入。子供達がキャンプ場で汚しまくるので、着替えが足りなくなったのだ。もちろんそれを見越して着替えは余分に持ってきているのだが、お前らやりすぎだ。

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中央アルプス(左)が間近に見える、反対を向くと南アルプス(右)も見えるという素敵な街。
夏には多くの登山客で賑わうのだろうが、この季節は静かだ。

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商店街を歩いているとちょっと旅行気分に浸ることができた。
娘はいつまで手をつないで歩いてくれるのだろう?

 昼飯がまだなので、ナビで検索するとマックがヒット。どこにでもあるな、おい。私はマック嫌いだがしょうがないか。我慢して、ハッピーセットを注文。子供のためではなく、ヨメの携帯クーポンにハッピーセットしかなかったからだ。テラス席から山が見えるロケーションなので、2割り増しでおいしく感じた気がしないでもないムードが漂う今日この頃。

 その後、温泉に向かう。中川村の望岳荘。温泉宿だが日帰り入浴もできる。なにより気になるのが「ハチ博物館」。これは是非見たい。
 風呂上りに早速ハチ博物館へ。入館料300円、お金取るの?。ヨメはそんなもん金払ってまで見たくないというので子供達と。
 すんごいね。ここは。300円安っsign03世界最大の蜂の巣が展示されている。なんでも通常は巣1つに女王蜂1匹だが、長年の研究の成果で29匹の女王蜂共同の巣作りに成功したものらしく、直径60cm、高さ4.1mのものを3ヶ月で完成したらしい。他にも様々な蜂の巣やハチにまつわる展示物がある。その中で最も怪しいのが、「ドラエモン」。なぜかすべてカタカナの「ドラエモン」。

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ドラミチャンは無視ですか?そうですか。ちなみに子供の目線は向かい側の巨大蜂の巣に。

ドラエモンにズームイン!!

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やめれ。すごい嫌。

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2009年3月25日 (水)

いなかの風で遊ぶ子供

2009年3月20日(金)~21(土) いなかの風場内にて

 ここでは子供達は放牧されるのが基本。要するにほったらかしなのだが、子供は遊ぶのがうまい。汚れることなど躊躇しないし、何をやっても楽しめる心を持っている。
 今回のキャンプでは鳥の写真が圧倒的に多かったが、ちゃんと子供のスナップも撮っているあたりは、父親としての理性が僅かながらに残っていたという証明である。

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琴は走って転んでまた走る。悠は水たまりに突撃。足が冷たいってそりゃ3月だもんよ。

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棒を拾いたいらしい。他のキャンパーのお子さんとも仲良く遊んでいた。

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娘とアルプスをバックに記念写真。

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見つめあう草食動物と草食系男子。

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サイトで採れたフキノトウで作ってもらったふき味噌をなめる。これ家でもやってみたけど簡単でうまい。

 1日中遊んで疲れるのか、2晩とも20時には寝てしまった。公園のように遊具は無くとも、自然の中で自由気ままに楽しそうに遊ぶ姿を見て私もうれしくなった。

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2009年3月24日 (火)

いなかの風で見た鳥達 3月

2009年3月21日(土)AM 晴れ

 キャンプ2日目で中日のため今日はのんびり。午前中はキャンプ場のあちこちで写真を撮る。もちろん鳥の。梅が咲き、暖かな日だったので多くの鳥が鳴いている。太陽を背にし、ポケットサイズの鳥図鑑を片手に、子供と一緒に進行開始。

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梅にメジロが群がっている。20匹ほどの大所帯で行動していた。目つき悪。


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ホオジロ。実に面白い鳴き方をする。


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カシラダカ。とさかが特徴。つぶらな瞳。


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サイトの横の木にツグミ。全然逃げずにしばらく留まっていた。


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シジュウカラ。ネクタイをした紳士。


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ヒヨドリ。街中で急増中で珍しくもないが一応押さえました。

 他にもハヤブサやウグイスを見たが残念ながら写真は撮れなかった。とはいえ前回に比べ、ピンボケ、手ぶれの失敗が減った。鳥を発見するコツのようなものがわかってきたので、枚数も多く撮れた。
 巨砲レンズがあればもっと大きく写せるのにと一瞬危険な考えが頭をよぎるが、気軽に散策しながら写すのが面白いので現状で十分だ。試しに三脚固定で鳥が来るのを待ってみたが、これは性に合わなかった。

 使用レンズは [NIKONのAF-S VR ED 70-300mm f4.5-f5.6]。D200で使用するので、35mm換算で450mmとなる。お値段の割にはなかなかいい写り。望遠端でF5.6はちときついがVRが良く効くし、開放での描写もなかなか。晴れていれば問題なし。高感度に弱いD200だが日陰や曇りのときはISO感度を400に上げれば何とかいける。それで駄目なら潔く諦める。特定の鳥を狙っているわけではないので、撮れる場所に鳥がいれば撮ってやってもいいよぐらい大上段の気持ちで望むのが丁度良い。写真は撮れなくとも鳥の習性、鳴き声を観察するだけでも楽しい。春は花咲くし、鳥も鳴くということを改めて実感した1日。33歳にしてセルフ情操教育真っ最中である。

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2009年3月23日 (月)

いなかの風でサイト内別居

2009年3月20日(金)晴れ

 ヨメが新しいテントを使いたいーと騒ぐので、3連休を利用していつもの場所で家族キャンプ。2泊でゆったり。

 お客さんも多く賑やかだが、我が家はチョット離れた静穏サイトに陣を張る。リビングシェルを文字通りリビングとし、2人用テントを2張りというサイト内別居構成。こういうのはオートキャンプでは珍しがられる。今まではヨメ+子供2人がインナーテントで私は1人で別テントだったが、今回のスタイルで我家流キャンプは一応の完成型を迎えた。設営、撤収が簡単なことは私が何よりも重要するポイント。なぜならこれは私の仕事だから、めんどいのは嫌なのだ。リビングシェルよりオープンタープは設営が簡単だが、子供のことを考えると雨・風・虫から守れるスクリーンタープがいい。もちろん私個人としてはタープなんぞいらない派だが、子連れで実行するほど鬼ではない。そしてそれはたぶん正しいオートキャンプの作法ではない。

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理想郷。1度使うと病み付きになる小型テントの便利さよ。

 この新しいテント(左)、形がなかなか楽しませてくれる。設営も簡単で満足。底面も止水テープがしっかり処理されているので浸水に強そう。こういった部分に手抜きがないのは好印象だ。3ポールなのでペグも含めた総重量が2.3kg弱という重さが少しネックで、担いで登るのは嫌だが家出に使用するにはバックパッキングになら許容できると思う。いずれにせよ担ぐのは私ではないが。しかし比べると、ハバハバ(右)は軽くて広いし、使いやすさなど細かい部分で良くできていると改めて感心。とはいえ値段ほどの違いはないと思う。

 設営完了後すぐに晩飯の支度に取り掛かる。いつもの通りカレーだが1度としてうまくできたためしがないので早めに準備。人参、ジャガイモを小さめに切る事で煮込み時間の大幅短縮に成功。これぞトヨタ流「改善」。別に関係ないけど。この解を得るのに1年を要したのは語らずにアホを主張するに等しい。が、なんだかうれしい。そしておいしい。もう一品、ここで頂いたほうれん草をバターで炒めたのだが、子供達がおいしいと言って食べた。悠は好き嫌いがないが、琴は家では絶対に食べないのに。

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子供達が自発的に皿洗い、水汲みなどを頑張ってくれた。仕事を自分で見つけるのは大事なこと。

 明るいうちに食事を済ませたのはいいが、暗くなると暇になる。20時に就寝。リビングシェル+インナーテントなら子供を寝かせた後、大人の時間になるが、子供を1人ずつ引き取る別居スタイルでは大人も一緒に寝なければならない。酒も飲めないし全然OKです。むしろテントで横になって息子と語らう時間が良かった。今では一緒に寝ないけど、小さい頃はこうやって並んで寝たもんだ。話をしているうちにウトウトして眠ってしまった。体は成長しているが寝顔は変わらずかわいいと思った。ラオウおやぢは語る。「それは・・・愛か・・・」

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2009年2月24日 (火)

いなかの風で寒中ソロ

2009年2月21日(土)~22日(日)快晴

 ひとりでキャンプ。ここんとこ休みもなく、仕事上でも疲れることが多く、精神的に沈殿気味だった。ゆっくりと一人の時間を過ごすため、「いなかの風」に行くことにした。通常は親父が勝手に遊びに行くなんてひんしゅくものだが、私は子供以上に駄々っ子なので言い出したら聞かないことは家族みんな知っている。家でイライラされるくらいならむしろどっかに行ってくれと。ありがたや。

 着いた。他のキャンパーはキャビンに1組のみでテントサイト貸切状態。静かでいいなー。家族・子供連れでは人数分の冬装備を揃えるのに結構な金がかかるため、この季節に家族キャンプする人はあまりいない。しかしこの静けさがいいのか、一人で冬キャンを楽しむ人は結構いる。中には雪中とか氷点下10度以下とか過酷な条件ほど燃える剛の者もいるらしいが。

 私はキャンプを始めて1年経っていないので、真冬の野営は初めて。5月のG.W.に涸沢まで登る予定(この時期の涸沢はまだ雪がいっぱい)なので、耐寒テストも兼ねた予行演習。演習は実戦に近い条件でこそ意味があるので、オートキャンプといえども装備は必要最小限に抑える。テントひとつ、飯はレトルトと餅ラーメン、暖房器具なし。行動においても水は捨てない、焚火はなし、クッカーやカラトリーは拭くだけで洗わない、ゴミは最小限に抑えて持ち帰るなど徹底したストイック・キャンプ。略してS.C.。めんどくさがりーなだけでもある。

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私の家ハバハバHP。変な名前のテントだが使いやすい。レビューはこちらよ。
10月の涸沢で破れたフライシートの補修なんぞしてみるも、3分で完了。
補修材はシームグリップがメーカー推奨品。

 10分でテント設営。さて、時間はたくさんある。スタッフの方としばし歓談。管理棟に縁側が完成したばかりとのことで、僭越ながら第一号客として腰を下ろしてみる。いいじゃないですかコレ。お茶を飲みながら中央アルプスを眺める幸せ。たまりませんな。夏は縁側で花火とスイカに期待大。

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今日は今までにないくらい空気が透明で山がくっきり。千畳敷ホテルも良く見える。

 聞くところによると夏に近くの小川で水遊びができるように竹を切り倒して整備中とか。ここの夏は日陰が少なくて暑かったがこれはうれしい知らせ。ここに直接下りていけるサイトや道も整備中だそうな。

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スタッフのコバさんが切って切って切りまくったらしい。ノコギリで・・・。壮絶な戦いの跡。何本?
和のテイストを盛り込んだ庭園風らしいです。小京都?

 今回の写真テーマは鳥。今まではこの対象に興味が全く無かったが、近所でメジロを見かけてから鳥が気になる存在になった。街中でも気をつけてみるとまあいろんな種類の鳥を見られることにこの年でやっと気が付いた。こうなると写真を撮りたくなるのは自然な流れだ。

 望遠レンズを着けて歩き回るもなかなかうまく撮れない。撮ってくださいとばかりに都合よく目の前に現れてくれるはずもなく、いそうな場所がわからないので鳥を見つけるのが大変。見つけてもAFが迷走して枝にピントが合ってしまったり、手ぶれしてしまったりと歩留まりが悪い。撮れた!と思っても、もうちっちゃすぎてカメラの液晶じゃ何の鳥かもわからん。まさか全部スズメじゃ?と思ってたぐらいだ。そもそも300mm(換算450mm)じゃ全然とどかねーのな。世の鳥屋さんと言われる人達が、車が買えるほどの金をかけて、兵器のようなレンズ振り回す気持ちが少しわかった。あくまでも少しだけ、全てを理解しようとは思わんが。鳥屋さんの生態はどうでもいいが、鳥を観察しているとそれぞれ動きに特徴があって面白い。撮影はD200とAF-S ED VR70-300の組み合わせ。

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カシラダカという。初めて知ったが珍しくはない。今までどこに目をつけていたんだ?。

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モズ。かっこいいが性格は凶暴。必殺技はハヤニエ。
そういえばプロゴルファー猿の「モズ落とし」とどんな関係があるのだろうか?

 夜の帳が下りてくると、気温も一気に下がる。帽子、手袋、ネックヲーマーを着けると寒くない。特にネックヲーマーは効果絶大。調子に乗ってしばらく夕景や星などを撮影。

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稜線、夜景、一番星、左上に流れ星の四連コンボ。ヒデブpunch

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冬の定番、オリオンとスバル。17mm(換算26mm)絞り2.8 30秒 ISO1600。
肉眼ではここまで見えないけど写真には写るのだ。

 後はテントでのんびりと本など読んでみたり。狸の足音や鹿の鳴き声が聞こえる。一人だけの静かな夜を満喫。22時就寝。

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山と鳥の本。テントで読むにふさわしい。一人で気分が盛り上がる。酒は飲めないのでしらふで己に酔う。

 翌朝、5時起床。テントが凍っていた。温度計は-5℃。冬用シュラフを持っていないため、とりあえず今回は3シーズン用のモンベルU.L.S.S.ダウンの#3を外側に、10年前に買ったモンベルの#4化繊シュラフを内側に重ねて使ってみたが十分に温かく寒さを感じなかった。耐寒テストは成功。

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思ったよりも冷えなかった。普通に寒いんだけどなんか物足りない、満たされないのはなぜだろう。

 #3の限界温度は-10℃となっているが、やはりこれだけじゃ無理っぽい。10月の涸沢で-2℃まで冷え込んだときは我慢できたが、快適に眠れなかったし。成功とはいっても本番の涸沢に今回使用の化繊シュラフ#4は重くかさばるため持っていけないので、この結果を踏まえて新たにダウンシュラフを買い足す必要がある。冬用の#1、#0あたりか、夏用#5にして#3と重ねるか?悩ましい。

 今日も快晴。アルプスが良く見える。鳥を探しに散策したり、コーヒー飲んで休憩したり、気ままにゆっくりのんびり。11:00に片付け終わったものの、スタッフのFさんと話が盛り上がり、気づけば14:30。楽しい時は過ぎるのも早い。ちなみにFさん、どんな目をしてるんだか異常に鳥を見つけるのがうまい。多分3.0は見えてる。

 今回はスタッフのコバさんとも多く話をしたが、この人何者なんだろう?話題が豊富すぎて底が見えない。田舎暮らし、有機農法、2サイクル3気筒エンジン、チェーンソー、鹿肉の食べ方、DOS時代のPC、Windows3.1の頃の苦労話、JWCAD、竹の切り方、竹笛、ウッドデッキ、乗馬、土木、について知りたい人は相談すると良い。何でも答えてくれる。そして引き出しはまだたくさんありそうなので今後少しずつ開けてみようと思う。

 スタッフの皆さん。楽しかったです。また行きます。

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2008年12月 2日 (火)

いなかの風でいなかに憧れる

11/29(土)~11/30(日)晴れ時々雨

 陣場形山で一人楽しんだ後、先に「いなかの風」に到着している家族と合流。見渡すとサイトにテントはひとつも無い。我が家と同様、キャビン泊のお客さん1組のみでほとんど貸切状態。寒いので当然ともいえる。

 到着が4:30頃だったのですぐに日が暮れた。今夜はシチュー。下ごしらえはヨメがやっといてくれたので、バーナーを点火し煮込むだけ。これこそ男の仕事であろう。キャビン内は火気使用禁止なのでデッキにてシチューを煮込む。寒い。
 
 キャンプを始める際に憧れて買ったコールマンのツーバーナー。ここ最近のキャンプはレトルトかインスタントでごまかしていたので出番がなかった。大体がテント張って、凝った料理しながら子供2人の面倒を見るなんて無理。これに気が付くのは気合入れて道具を買い揃えて行った初キャンプ後というのもよくある話である。加えて山に行くようになると、装備を必要最低限に削ることが快感になってくるため、持ち出すことがなくなっていたのだ。今回久々の使用となったのだが、いいじゃないですかコレ。長時間使用するには鍋を載せた安定感が良く、同時に湯沸しもできるので非常に便利。だてにデカイわけではない。
 
 そしてガソリンランタンにも点火。最近は面倒くさいという理由でガス式のテーブルランタン1個で我慢していたのだが、ヨメから他のサイトに比べてウチだけ異様に暗くて不気味と文句を言われたのでこちらも久々の出番。確かに夜になるとウチだけ闇に溶け込んでいた。明るい。この明るさがあってこその家族キャンプと再認識。幸せそうな家族をアピールするためにはここんとこが重要。
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初心者キャンパーにとって火器といえば定番のこの2つ。これらを使いこなすことが、頼れる親父の必須条件と信じて疑わなかった時が懐かしい。一時はオークションで売り飛ばそうと考えていたのだが思いとどまってよかった。

 で、外は寒く風が強いのでシチューのにんじんが煮えない。初めてここを訪れたときもカレーが煮えなかったのを思い出す。懐かしいが進歩が無い。仕方が無いのでパスタを茹でてレトルトソースで食べることにした。結局いつもと同じ夕食に落ち着いた。シチューは明日。キャビンにランタン、薪ストーブに似合うのはシチューしかないだろ、ということでハウスのCMをイメージしていたのだが失敗に終わった。
 外は寒いが薪ストーブのおかげで室内はすこぶる暖かい。この上にパンを載せて温めておいたのだが、シチューが出来なかったので魅力が半減してしまったのが悔やまれる。全く頼りにならない親父である。昼からじっくりと煮込まなければ間に合わないことを忘れて山で遊んでいたのが敗因。パンとパスタ、悪くはないがデンプン質が多い食事となった。
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この状況でシチュー以外に何がある?いや、ない。(反語)

 今夜は星空観察会が催される。天体望遠鏡まで用意してあり本格的だ。参加はウチだけだった。ところが、ものの30分ほどで雲がもくもく涌いてきてあっという間に空を覆い、雨が降りだした。もう驚かないね。雨男の自覚があるから。降らないほうが珍しいから。木星とスバルは見ることができたのでよしとする。この時ヨメがしきりに天体望遠鏡が欲しいと連呼していたが、貴方の亭主は雨男ですよ。無駄ですよ。そりゃ私も欲しいけどさ。

 夜、管理棟で管理人のFさんと立ち話。とりとめも無い会話で2時間も話し込んでしまった。こういう時間もまた楽しい。ここでも家族はほったらかし。この時の会話がきっかけで、真剣に田舎暮らしをしたくなってしまった。ここ伊那谷に住む人々にとって中央アルプスは思い入れのある自分達の山なのだそうだ。毎日山を見ることができる生活をうらやましく思う。
 
 就寝後、暑くて目が覚める。ストーブの火は消えているのだが、余熱で室内は暖かい。3シーズンのシュラフで汗をかいた。異常にのどが渇く。隙間風が無いほど建物の造りがしっかりしているので、朝まで寒さを感じなかった。

翌朝はいい天気。子供達は放し飼い。

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悠は自転車。以前からここで自転車に乗りたがっていたのでタイヤを外して積んできた。今回は荷物が少ないので特別。子供用のレンタル自転車もあるのだが、まだ足が届かないのだ。念願叶ってうれしそう。

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琴は頂いたざくろを食べる。そしてヤギにも食べさせようとするが、それは無理であろうと思われる。

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私は秋がテーマの写真をそれらしく撮ろうと努力するが、上達していないことを再認識した。写真は道具ではなくセンスが必要。そしてセンスは金では買えないことも知っている。最近は己の下手さに愛想が尽きて、カメラに関して物欲が涌かない。

 ざくろはスタッフの方が持ってきてくださった。いつもいつもありがとうございます。ここに来ると野菜や果物などの旬といものがよくわかる。恥ずかしながら都会育ちの私は、ここんとこがよくわからなくて、子供に教えてやれないのだ。市街地に住んでいると自然が少なないので季節感が希薄になってしまう。

 ここを訪れたのは6回目。他のキャンプ場には全く行かない我が家は、キャンプが好きというよりは、「いなかの風」が好きなのだ。ここでそれぞれの季節を五感で感じてリフレッシュするのが我が家の定番となっている。

 11:00に帰路に着く。陣場形山の頂上まで車で登った。楽して登ると感動が少ないだろう?と優越感に浸る。「歩いて登らないと山頂記念写真はなしです。」しかし子供達にとってはどうでもいいことらしい。
   
 子供達が温泉に行きたいと騒ぐので、松川I.C近くの清流苑に。露天風呂からは南アルプスが見えた。女湯からは見えないらしく、ここでも優越感に浸る。この曲がった性格を矯正するためにも、私には山が見える場所での田舎暮らしが必要と思われる。

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2008年12月 1日 (月)

陣場形山に登る

11/29(土)晴れ

 長野県(伊那)にある陣場形山(1,445m)。例の本で見つけてからずっと狙っていた。いなかの風キャンプ場の裏山なのだ。登りに1:30くらいの割と手頃な山なので、キャンプに行くついでに登山まで楽しめる素敵プラン。しかも今回のキャンプは贅沢にもキャビン泊。薪ストーブがありこれを使ってみたいがために寒くなる季節にあわせて予約を入れておいたのだ。
 つまりテントを張らなくていい。家族キャンプの何が大変って、でかいタープやらテントやらの設営に小1時間を要すること。どうも軽量テントの簡単さに味をしめてから、オートキャンプ用のテントの設営が面倒くさく感じてしまう。特に1泊だと設営~翌朝撤収などということになるため、行くなら2泊はしたいところ。
 とにかく今回はその点でのんびりできるのでこの機会に登っておく。子供達に聞いたのだが「登らない」と即答された。神石山でやり過ぎたか・・・。まあよい。もともと今回は一人で楽しむつもりだったのだ。

2008120102 登山口はキャンプ場から車で15分くらいの美里という集落にある。登山口で1人降りて家族は先に「いなかの風」に行ってもらう。道が細いのでヨメの運転が危ぶまれたが、登りだしたらそんなこときれいに忘れた。ここからはひとり。誰もいないのでとても静か。
 登山道はよく整備されていて歩きやすい。気温も高かったので汗をかいた。途中、舗装された林道を何度も横切って、頂上を目指す。見事に誰もいない。 途中、天然記念物のブナに出会う。山頂が近づくにつれ風が強くなり寒くなってきた。山頂下のキャンプ場(夏季のみ営業)を通って頂上に到着。所要時間1:20。休憩したら負けという己との戦いに勝利。

  中央・南アルプスの素晴らしい眺めを独り占め。山頂は広く双眼鏡が設置されていた。稜線の所々にに雲がかかっていたので、流れるのを期待しつつお湯を沸かして昼食。遮る物が無く寒風吹きすさぶなか、うどんをすすりながらチャンスを待つがむしろ雲が発達して大きくなってしまった。両アルプスの稜線では雪が降っていると思われる。
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中ア側 (左)伊那谷を見下ろす。(右)中央やや上が木曽駒ケ岳下の千畳敷ホテル。

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南ア側 (左)女王仙丈ケ岳 (右)白峰三山(北岳,間の岳,農鳥岳)

 残念だがまた来ればよい。ここまで車で登れることはわかっていた。しかし初登りだけは歩きたかったのだ。目的は達成できたので、何なら明日の帰りに子供達を連れて車で登るかと思いつつ下山。

 「いなかの風」に到着し家族と感動の再会普通に合流。管理人さん曰く、キャンプ場(飯島側)から陣場形山への直登ルートが存在するらしい。整備された道ではないので迷いやすい上に、狩猟期のためハンターがいるので危険らしいが。熊も2回ほど見かけたらしい。この道を使えばわざわざ車で登山口まで行かなくてもいいのが魅力的だ。ガイド本にもネットで調べても載っていない、地元の人のみが知るバリエーションルート。これは是非挑戦したい。
  もうひとつ。このキャンプ場から正面(中央アルプス手前)に見える烏帽子ヶ岳という山がある。この山の形がいいのである。標高が高く山頂に雪があるので、雪解けを待って登ってみようと思う。
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標高2,195m。なかなか手ごわそうだが形がかっくいい。

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